避妊薬について考える女性

避妊薬とはピルのことです。ピルは、女性が服用する薬です。避妊のためにピルを服用することで、排卵を阻止し、受精を防ぐ事ができます。ではその避妊薬について解説します。

避妊薬を月経前症候群の治療に使うケースもある

避妊薬として広く知られているピルは、女性が男性に頼らずとも、高い確率で望まない妊娠を回避することができるので、諸外国では母親が娘に勧めることもあるほど浸透していますが、我が国においても低用量ピルが解禁となったことを受けて、以前よりは服用する女性が増加しているようです。低用量ピルなら、含まれるホルモン量も少ないので、副作用のリスクも低く抑えられ、より安全に服用できるようになっています。この避妊薬は、婦人科で治療の一環として処方されるケースもあり、ピルの持つ様々な優れた効能が、徐々に知られるようにもなっています。ピルには、女性ホルモンが含まれており、服用することで、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。ホルモンバランスは、様々な要因が引き金となって揺らぎやすく、ホルモンバランスが崩れると、女性の心や身体には不具合が生じ始めてしまいます。生理前になるとわけもなくいらいらしたり、理由もないのに涙がぽろぽろこぼれてしまうという方も多く、感情の起伏が激しくなり、自分でもコントロールできずに困っている方も多いようです。こういった症状は、月経前症候群といわれており、精神的な不安定に加えて、身体がだるい、重い、吐き気がする、ニキビができるなど、身体にも目に見える不調が生じる場合もあります。精神的な不具合は、周囲にはなかなか理解されず、ただ単にわがままな人というレッテルを張られてしまうことも多く、家族や恋人と亀裂が入ってしまうということも珍しくはありません。低用量ピルはこのような症状も改善させる働きが認められているので、生理前の様々な不調に苦しんでいるなら、是非婦人科を受診し服用してみることをお勧めします。